呼吸器胸腔鏡手術研究会 会員各位
第23回呼吸器胸腔鏡手術研究会例会 演題募集のご案内
拝啓
時下皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、第23回呼吸器胸腔鏡手術研究会例会を第37回日本内視鏡外科学会総会に合わせ、2024年12月4日(水)
に福岡国際会議場にて開催する運びとなりました。
さて、本研究会は「胸腔鏡下手術の事故防止に努めるべく、技術面における問題点や術者間の情報開示
研究を行い、その信頼性と安全性の向上を目指す」ことを目的として、これまでに安全かつ確実な胸腔鏡下手術
手技の確立とその拡散に貢献してまいりました。最近は単孔式手術やロボット手術の普及により低侵襲手術の
選択肢が増えてきていますが、いずれの低侵襲手術も「胸腔鏡下手術」が共通項であり、
これまでに多くの先輩方が試行錯誤を繰り返して構築された胸腔鏡下手術の安全性、有効性を担保しつつ、
新たなアプローチの開拓、発展が重要であることは言うまでもありません。また、胸腔鏡下手術の技術の高度化に
加え、より高い安全性と質の担保に対する社会からの要求、そして胸腔鏡安全技術認定制度の開始も相まって、
若手外科医の修練はさらに厳しくなったとの声も聞きます。本研究会の目的からも、これまでに培った手術手技や
コンセプトを後進に伝えていくことが、これからの胸腔鏡下手術を担う若手外科医の成長に、ひいては本研究会の
発展に重要であることは明白です。
そこで、今回は「技術承継−伝えたい・教わりたいこだわりの手技−」をテーマとし、皆様から演題を公募
いたします。各施設でこれまでに培った技術やそれを支えるコンセプトをご提示いただき、安全かつ確実な、そして
将来に結び付く胸腔鏡下手術について討論できれば幸いに存じます。
皆さま奮ってご応募、ご参加頂きますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
敬具
ー 記 ー
【日 時】2024年 12月 4日(水曜日) 13時15分~15:45 予定
【会 場】福岡国際会議場
【演題募集】下記テーマで広く皆様から演題を募集致します。
テーマ:技術承継−伝えたい・教わりたいこだわりの手技−
*対象疾患は問いません。
*下記の内容について、それぞれの演題でも複数の項目を含めた演題でも構いません。
➤各施設が安全、かつ確実な胸腔鏡下手術遂行のためにこだわっている手術手技や工夫について
お示しください。そのコンセプトやこだわりの理由についても言及していただきたく存じます。
➤若手・中堅医師の手術手技の実際を、現時点での到達点としてお示しください。指導医が重要視
する技術や手術コンセプト、または指導を受けたい手技について言及していただきたく存じます。
➤指導医側から見た承継すべき手技・コンセプトをお示しください。後進への指導の方法や工夫に
ついても言及していただきたく存じます。
➤胸腔鏡下手術中の緊急事態に対するリカバリーショット、難渋症例、手術手技の工夫で上手く
いった症例など、教訓的・教育的な症例をお示しください。原因や防止法、その手技を選択する
コンセプトなどについても言及していただきたく存じます。
【発表形式】ビデオ演題(10 分程度)
PCによる発表とし、動画や音声が含まれる場合やMacでのご発表は PCを各自持ち込んでください。
発表要領の詳細は第37回日本内視鏡外科学会総会に準じます。
【抄 録】演題名、演者氏名、所属、抄録本文(400字以内)を下記までお送り下さい。
【演題申し込み先】tanakat@yamaguchi-u.ac.jp
【応募締め切り】2024年 10月 31日(木曜日)
演題の採否は当番世話人、当研究会事務局にご一任下さい。
優秀演題賞:優秀な発表演題に対して優秀演題賞(杉 和郎賞)を用意しております。
【参加費】
会員・学生 無料
非会員 5,000円
第23回呼吸器胸腔鏡手術研究会例会
当番世話人:田中 俊樹
事務局:山口大学医学部附属病院 第一外科
〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1
電話:0836-22-2261
FAX:0836-22-2423
E-mail:tanakat@yamaguchi-u.ac.jp